まとめ1

  • 2008/12/30(火) 09:33:49

まぁ今年のまとめをそろそろ書いてみようかなぁと。
まず今年一番驚いたのはなんと言っても秋葉原の連続殺傷事件だろう。無差別殺人の恐怖が日本にもやってきたかと言う意味で怖い。
それこそいつどこで誰が巻き込まれてもおかしく無いのだ。人が多くいる場所、繁華街などでそう言う行動を起こす可能性のある人間が存在すると言う事実を突きつけられたわけだ。

それと同時に今の日本の雇用不安がこう言う問題を起こしていると言う事実も浮き彫りにした。
この年末を住居が無い状況で困っている人がいると言う事実は今の日本の根本的な問題を露呈した。
トヨタやキヤノンと言った経団連に名を連ねている企業が派遣を切り捨て、自社の今までの利益を生み出した原動力をまるでロケットのように切り離していく。
元々派遣と言う臨時労働力に頼り、それを利用し利益を得ていたのを隠蔽しようとしてきたのも問題だ。確かに安価(恒久的にみて)な労働力を得られると言うのは企業にとって大きなメリットかもしれないが、逆に言えば消費もそう言う動きになると。
恒久的な仕事が無い環境でだれが車にを買い乗る?誰がカメラやプリンターを買ってくれる?そう言う物は自分の生活に”余裕がある”人が買うんだよ。
明日の収入を心配する人間が車なんか買わない。車を買わないで貯金する若者が増えた、当然じゃないか、明日収入がゼロになるかもと言う状況で手持ちのお金を増やそうとするのは当然の行為だと思うね。日本の自動車産業はこの辺の事を考えてこなかった、いかに安く、労働者を雇い、いかに数を売るかと言う従来型の一方方向な会社の利益と社会性できた。
しかし、実は金は天下の回り物と言うか、循環型の経済を念頭に置けば雇用が安定していて初めて企業に利益がもたらされると言う事実を考えるべき。
雇用の安定が起これば消費の安定も起こる、普段は買わない趣味性の物や、それこそ車だって買い替え需要が生まれる。

経済関連の話で言えばやはりサブプライム問題は大きかった。まぁ実体経済を大きくかけ離れたところでマネーゲームした結果だけど。
そもそも住宅の需要が急激に伸び、家を買える収入が無い人に家を買わせ返済できなくなったら家を売らせると言うシステムで金儲けしてたのが問題。
そして家を買える収入が無い人々と言うのが移民や低学歴の労働者が多く、雇用も安定しない人々。まぁ逆に言えばアメリカに恒久的な雇用は少ない。大企業でも契約を個人レベルで行い単年度または複数年で契約する野球選手のようなシステムが多いらしい、この辺はアメリカ行った事無いのであやふやだが。
どっちにしろ返済能力の無い人々にお金を貸して家を買わせるてのはとんでもない事、だがどうしてそれをしたのか?一つは住宅価格が高騰し続けるのが前提なのでどうせ上がるから大丈夫と言う判断。
そしてもう一つがとんでもないんだが…”買う人間を作り出す”と言う理由。つまり、住宅を買う人間を作らないと最初の仕掛けがうまくいかないって事。
世の中の”今住宅がお得”な雰囲気を作り出すのと住宅が増えると言う事実が必要だったから。考えてみればゴーストタウンのように人が住んでいない区画に案内され住宅を買うのと既に人が大勢いる場所に住宅を見に行くのでは全然印象が違う。
まぁそう言うわけで住宅はドンドンと売れていったんだが、当然需要の減少と共に高騰しすぎて買えない人が多くなってくる。そうなると市場原理で住宅価格も下がってくる、結果最初に買う>ローン返せない>売るを繰り返していたシステムがここで崩壊。
ところがこの危ないローンを引き受ける銀行を含めた金融屋はそんなにいない…ハズだったんだがバラバラに分解して、つまりリスクの細分化により危ない部分を薄めちゃったのが世界的な金融不安に繋がった。
結果本来優良な債権だった物までが不良債権に落ちたりとまぁ何やってんだか。
個人的にはマネーゲームを仕掛けた人間が滅びるのはいいんだけど、結局アメリカの普通の人や全世界のまったく関係の無い人間が損をして、このゲームの終盤でケツをまくった人間は今でも豪邸に住み贅沢をしている。
この世界的な金融不安が来年のオバマ新大統領の下で解決方向へ向かえばいいんだが…
国際的な大きな流れは経済的不況からの脱出だけど、実際国レベルで破綻してるのもあるからどうしたものか。

あとは小麦、大豆と言った輸入食料価格の高騰、だが下期にはもう下がってるんだからそろそろ卸値下げた方がいいんじゃないか?日本政府は。半年に1回の価格改定じゃなくて3ヶ月とかある程度短いスパンでやらないと。
ガソリンを見てればわかるように相場によって動いている物の価格は非常に流動的。1Lあたり180円だった価格が半年で半額近い100円とかそして税金分を考えると…


ま、今年一年も酷かったが下手すると来年はもっと酷い一年になる可能性がある。と言うのも今の経済状態が悪いと言うのは周知の事実、これは今年下半期に大きく崩れた、だが来年は上半期から崩れた状態で始まる。もちろん希望的に言えば上がる可能性もあると言う人もいるだろう、だが来年はおそらくITバブル後のようなデフレ経済へまた落ちていく可能性がある。
デフレ経済はお金を既に持っている人にとってはいいかもだが、それも最初だけ、長くなればなるほど給与の減額等が行われ、結局若い世代にお金が回らない=消費が行われない=税収が減額する=国力が弱ると言う図式。税金と言うのはお金が動いて初めて徴収される、何も動かない状態だと税収は減る。
あと日本の問題は輸出利益に頼りすぎている部分が多いのと実は内需が弱いこと。以前も書いたがアメリカ人はいい物があればローンを組んででも物を買う、まぁサブプラの元がこの辺にあるんだが。
つまりいい物が登場すれば内需は大きく膨らむ、ところが日本はまず貯蓄になる、そして貯蓄を崩してまで物を買うことは少ない。そう言うメンタルな部分の差があるのはいい意味でもわるい意味でも結局は経済の動きを左右する。
まぁ内需つっても人口が違うとか色々あるしなぁ正直日本の経済状態だとジリ貧になって終わるのがオチだね。
それこそ今1億とか2億持ってたら漏れタイのバンコクあたりに移住するわ。英語覚えりゃどうとでもなるし、利息だけで食ってける。家買っても向こう土地付で500万しないんだよな、好立地でも。
治安の悪い場所を避けて住み移れば問題ない、食料も安いし、生活に不自由な事は日本のTVが入らない事か?まぁそれもネット使えばある程度フォローできるし別にTVどうでもいいしね。
ゲームは海外版つーかアジア版でいいし、プラモは日本から取り寄せればいいしであぁ悪い事があまりない。
あとは余生をゆったりと暮らしてぽっくり死ねばおk。医療体制に疑問はあるが、別に気にしない、病気すれば死んだらいいのよ。
モフモフに囲まれて暮らしゃー幸せいっぱいだ、こいつぁ。あー3億ぐらいどっかに転がってないかねぇw

とまぁそれでもまだ日本に希望が無いわけではない。今の若者、と言うより子供達が自分達のポテンシャルを上げて少数精鋭の頭脳を育ててくれればまだ立ち直るチャンスはある。日本人のDNAに埋め込まれている”勤勉”と言う部分を上手く伸ばしていけばまだまだいけそう。
選民思想と思われるかもしれないが、これから少子化で人口が減り続ける日本においてはそうでもしないと生き残れない。中国の躍進や今は後進国と呼ばれる国のレベルも上がってくるだろう、そうなると資源の無い日本は頭脳で世界と経済をやり取りするしかない。

なんにしても明るい未来が待っているなんて幻想が吹っ飛んでるのも悲しいなと、夢も希望も今んとこありゃしないしね。

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